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若き日のバフェットに学ぶ最強の投資哲学【バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ】

2018年10月8日

みなさんは「ウォーレン・バフェット」って知っていますよね?

今回は「バフェットが最初の1億ドルをどのように稼いだのか?」その投資案件を順番に見ていきます。

初期の頃のバフェットの失敗や考え方を学べるのでぜひ皆さんも知ってくださいね!

バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ

 

バフェットが1億ドルを稼ぐまでに投資した会社は次の通りです。

  • シティ・サービス
  • ガイコ
  • ロックウッド・アンド・カンパニー
  • デンプスター・ミル
  • サンボーン・マップス
  • バークシャー・ハサウェイ
  • アメリカン・エキスプレス
  • ディズニー
  • ホクスチャイルド・コーン
  • ナショナル・インデムニティ・インシュアランス
  • アソシエイテッド・コットン・ショップス
  • ブルー・チップ・スタンプス
  • イリノイ・ナショナル・バンク・アンド・トラスト
  • オハマ・サン・ニュースペーパーズ
  • シーズ・キャンディーズ
  • ワシントン・ポスト
  • ウェスコ・ファイナンシャル

バフェットが駆け出しの頃は○○を重視した?

 

ポイント

バフェットが投資家として駆け出しのころは、師である「ベンジャミン・グレアム」の影響を強く受けている。

 

投資哲学はグレアムから学んだといっていいかもしれませんが、その投資手法は既に確立していたと言っても過言ではありません。

グレアムは、特に財務諸表(貸借対照表)の純資産を気にしていました。

 

ココがポイント

その影響から、バフェットの若い時、本当に投資家として駆け出しのころは「財務諸表(特に貸借対照表)」を重視します

 

資本利益率などはバフェットが気にする要素で、これはグレアムの教え通りです。

 

そんな中で、バフェットがもっとも重要視していたのは「正味流動資産価値※」でした。

※「現金を含めた1年以内に現金にすることが出来る資産」から「負債」を差し引いた金額のこと (固定資産は考えない(0円)とする)。

 

ここがポイント

この流動資産から負債を差し引いた「正味流動資産価値」よりも価格が安く売られている株式(会社)を見つけることが、若きバフェットの投資の鉄則です。

この条件を満たした時に初めて、その株式(会社)への投資を考えていました。

もちろん、この条件をみたしたからかと言っても、必ず投資をするというわけではありません。

 

次の条件

この条件を満たしていた場合、次に気にすることが「定性的要素」です。

その会社が、財務面以外で問題がないのか?」を考えて、それでも投資するに値するのかを判断します。

バフェットが次第に気にするようになったのは○○?

 

更にバフェットは、経験を重ねると「財務諸表以外の要素」も気にするようになります。

もともとバフェットが駆け出しのころは財務諸表(貸借対照表)の条件を満たしている事が大前提でした。

 

しかし

1960年代になると、バフェットの条件に合う企業が見つからなくなります

さらに、バフェット自身の経験と失敗が少しづず積み重なった結果、新しい投資アプローチへと移行し始めました。

 

北国宗太郎
バフェットって失敗するんだね
失敗のおかげで彼の投資手法が進化しているんだよ
牛さん

世界の時価総額トップ10に入るバークシャー・ハサウェイの買収は失敗が原因だったという話もあります。

 

具体的に彼が重要視し始めたのは、経営者の質、会社の商品・サービスがどれほど顧客に愛されているか。

「会社の中」と「会社が置かれている環境」をより重視しはじめたのです。

 

彼はこんな事を言っています

優秀な騎手は優秀な馬に乗ると素晴らしい腕前を見せるが、けがをしている馬の上ではそうはいかない。

 

バフェットは、「優秀な経営者がいて、会社がおかれた環境が良好な時」に、はじめて素晴らしい業績を残せると信じていたのでしょう。

 

このような変化は、バフェットが「数字(財務諸表)」と「数字には反映されていない要素」の2つの面から投資を行うようになる成長過程が伺えます

バフェットの投資哲学は時代に合わせて変化している

 

① 最初でも書いたように、バフェットのキャリアの初期では、師匠のベンジャミン・グレアムの影響を受けて、財務諸表(貸借対照表・正味流動資産価値)を重視していました。

② 時代は変わり、そうした条件にあう企業がなくなってきた中で、徐々に新しい投資アプローチへ変化します。

この新しい投資アプローチは、財務諸表(数字)以外の要素を重要視するというものです。

「アメリカン・エキスプレス」「ディズニー」「コカ・コーラ」などの買収には、彼の投資哲学の変化がうかがえます。当初の彼だったら買収しなかったであろう企業たちです。

 

この変化の中で、参考にする投資家を変えていったのも彼の柔軟さが伺えます。

当初は師匠のグレアムの影響を強く受けていましたが、徐々に「フィリップ・フィッシャー」「チャーリー・マンガー」という投資家の影響を受けています。

 

彼の投資手法のどちらが間違っていてあっているということではありません。

当初は、グレアムの言う通り財務諸表(貸借対照表)を重視した手法が重要でした。

時代が変わるにつれて、そうした企業を探すことが難しくなったため新しい投資基準が必要だったのです。

 

ココがポイント

つまり、時代やその時の株式市場の状況に合わせて柔軟さが必要ということです。しかし柔軟さが必要でも、変えてはならない部分もあり、そのバランスを取るの非常に上手だったのがバフェットがバフェットたるゆえんでしょうか?

 

投資目的で有価証券や企業を評価するには、常に定性的要素 (数字以外) と定量的要素 (数字=財務諸表)の両方の評価が必要になります。

・・・興味深いことに、私は自分が定量学派(数字重視派)に属すると考えていましたが、ここ数年思いついた本当に素晴らしい投資アイデアは、自信を持って見抜くことが出来た定性的側面(数字以外)をかなり重視したものです。本当に高いリターンを生み出すのはこうした投資なのです。

ただひらめきが通常そうであるように、そうした投資アイデアもめったに思いつきません。

もちろん、定量的側面(数字)を見るうえで洞察力が必要ではありません。数字は野球のバットであなたの頭を叩いてくれます。

つまり、大金を稼ぐのは定性的要素(数字以外)を正しく判断できる投資家ですが、少なくとも私の意見では、より堅実なリターンは分かりやすい定量的要素(数字)の判断からもたらされるのです。

(1967年10月にバフェットのパートナーへ送った手紙より)

バフェットもミスをする

 

伝説の投資家でも失敗したり塩漬けしたりする事もある

 

これまで、バフェットの投資哲学を書いてきましたが、それまでの過程で彼がミスを一度もしていないわけではありません。

 

むしろ

彼の投資哲学は失敗を糧に積み上げられたものです

  • 「感情的に投資をした投資案件」
  • 「数年間も塩漬け(含み損)になってしまった投資案件」

こうした一般の投資家がやってしまう失敗を、伝説の投資家バフェットもやってしまっています。そんな時の彼のマインドはどんな感じだったのか。

 

彼がここまで投資家として成功したのは、失敗を反省して、次に生かしているからです。

そんな彼の投資人生だからこそ、多くの投資家が学ぼうとしているのかもしれません

 

そんな若かりしバフェットから、あなたも学んでみてはどうですか?

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