書籍 経済学

最近のミクロ経済学の教科書・参考書の定番

経済学徒が1冊くらいは持っておいて損はない、ミクロ経済学の教科書・参考書の定番をまとめています。

経済学の教科書・参考書を探すにあたって

経済学の教科書は人によって好みが分かれるので、自分が必要としているレベルをハッキリとさせましょう

大学で初めて経済学に触れるレベルなら初級、公務員試験の問題に対応するレベルが欲しいなら中級をお勧めします。

初級『マンキュー経済学Ⅰ ミクロ編』

マンキュー経済学Ⅰ ミクロ編(第3版)

定番中の定番です。

 

ミクロ経済学を勉強したことがない人が読むにはちょうど良い難易度です。

専門的すぎず、アメリカンな感じで理論の内容を説明しています。(よくペプシコーラが例に出てきます。)

マンキューが90年代に初めに書いたマクロ経済学の教科書は、全米ベストセラーになっており、ミクロ経済学でも彼の本は有名です。

 

中古品は1円から売っているのでお試しで買っても損しないです。

 

中級 神取道宏『ミクロ経済学の力』

ミクロ経済学の力

 

2010年代以降に発売されたミクロ経済学の教科書の中で断トツの名著と言われています。

私も久方ぶりに経済学の教科書を購入して中身を確認しましたが、分かりやすいです。

東大では著者の講義が終わると教室で拍手が沸き起こる、という売り文句が書かれていますが、それに見合った内容が収められていると思います。

 

特に

ミクロ経済学の教科書は、読んでも全体の流れを理解できないものが多いですが、この教科書は説明が丁寧で、理論的な部分を勉強したい人にとっては良書です。こんな人におすすめ ↓

  • ある程度勉強したけど、理論的な部分の勉強をしたい。
  • 試験勉強に向けてミクロ経済学の理論的な背景を知りたい。

対応する問題集もあるよ!




最近発売された教科書・参考書では圧倒的な名著です。

知識の定着に使える問題集も一緒に


 

中級 奥野正寛『ミクロ経済学』

ミクロ経済学

 

上で紹介した『ミクロ経済学の力』と合わせて、最高峰の教科書と言われています

東大での講義ノートを編集した内容は「現代ミクロ経済学の標準教科書」にふさわしい内容です。

 

特徴

1.「伝統的な価格理論」と「ゲームと情報の経済学」に半々の分量が割かれている
2.随所に興味深いコラムが紹介され、読みものとしての面白さが増している
3.数学的に難解な箇所を脚注に持って行くことで読みやすくなっている
4.個々の専門用語に対してきちんと英語の呼び名をカッコ内にて付してある
5.近年日本でも普及が進みつつある行動経済学が盛り込まれている
6.巻末のリーディングリストが多分野に渡っており非常に有益

(Amazonのレビューより)

 

私個人としては、ゲーム理論系の話が充実していると思いました。

強いて言えば、上で紹介している神取道宏『ミクロ経済学の力』⇒奥野正寛『ミクロ経済学』と使うのが良いかな・・?と思いました。

好き嫌いのレベルで、内容はどちらも優れているので、好きな方を買いましょう。

 

対応する問題集(ゲーム理論の演習問題が充実)もあるよ!




ミクロ経済学の教科書・参考書の最高峰です。

ゲーム理論の問題が充実した問題集も一緒に


 

中上級 ハル・ヴァリアン『入門ミクロ経済学』

入門ミクロ経済学 [原著第9版]

入門と書いていますが、初心者では読めない気がします。

この教科書・参考書を紹介したのは、私がこのブログを書く時に参考にしている本の1つだからです。ミクロ経済学で登場する項目はおおよそ網羅しています。

 

ただし試験勉強に使うような参考書ではないです。

 

上級 『Microeconomic Theory』

Microeconomic Theory

大学でミクロ経済学を勉強する人が必要なレベルの定番の教科書・参考書(バイブル)となっています。辞書を探している人向けです。

大学院で使うテキストなら、MWG(著者の1人Michael Dennis Whinstonの略称)が書いた本は定番中の定番です。

 

グローバルで有名な教科書ですが、ふつうの人は使わないと思うので、おすすめ度星3.5としました。

高いのでまずは図書館で探しましょう!

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